日本ゲーム大賞アマチュア部門
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
日本ゲーム大賞(Japan Game Awards、略称:JGA)は、ゲーム産業の未来を担うアマチュアクリエイターが制作した
オリジナルゲームの中から優れた作品を表彰する「日本ゲーム大賞 アマチュア部門」の一次と二次審査を実施し、
最終審査へ進む17作品を本日決定しました。
本年の募集テーマを「流れる」に設定したアマチュア部門の応募総数は329作品になり、
日本ゲーム大賞20年の歴史の中で過去最多のエントリー数を記録しました。
ゲーム開発者や業界誌編集者で構成されるアマチュア部門の審査員によって、
プレイ映像を視聴する一次審査を実施。
329作品から85作品が選出され、その後、試遊による二次審査を経て、最終審査へ進む17作品を選出しました。
日本ゲーム大賞2016 アマチュア部門最終審査進出17作品
アマチュア部門ではこの後、17作品による最終審査を行います。
最終審査でも、日本のゲーム業界の一線で活躍している業界誌編集長や
クリエイターが厳しい審査を行い、アマチュア部門の受賞作品(作品数未定)を決定します。
一次・二次審査に携わったアマチュア部門審査員からのコメントを紹介します。
本年度の日本ゲーム大賞アマチュア部門は、過去最多の329タイトルのエントリーをいただきました。
まず最初に、奮ってエントリーいただいたアマチュアの皆さん、
それをご指導いただいた学校関係者の皆様、ありがとうございました
今回、はじめてエントリーいただいた学校も9校もあり、新たな息吹を感じました
「流れる」というテーマをどう消化するのか?頭を悩まされた方も多かったことでしょう。
やはり、企画、コンセプトが面白くないタイトルはなかなか良い評価を得ることはできません。
プロではなく、アマチュアならではのユニークで大胆な発想のゲームにチャレンジしていただきたいと思います。
ただ、逆に、荒唐無稽な実現できないもの、
ゲームにならないものを面白おかしく考えることがいいわけではありません。
企画の本質をしっかりと見極め、コンセプトをはっきりさせ、なにが面白いのか?
を自分でちゃんと練りこんだうえで、つくりあげてください!
また、今回は数多くのエントリーがあったことは喜ばしいのですが、問題もありました。
それは、お送りいただいた作品の中に、起動できないものや、動作不良のものが散見されたことです。
面白いものをつくることも大事ですが、やはり、最低限守らないといけないことはあります。
動作確認を必ずおこなうことを心がけましょう!
また、今回は個人作品にも素晴らしいものが多数ありました
ゲームを開発する環境が整い、
全国どこにいようとも、誰であろうともチャレンジできる時代がきたことをあらわしていると思います。
来年以降も楽しみです!
東京ゲームショウ当日の最終結果発表をお楽しみにしてください!
二次審査通過17作品の紹介動画を日本ゲーム大賞公式ホームページで公開します!
(http://awards.cesa.or.jp/prize/prize_03_02.html)